教員業績詳細

研究活動
科研費(文科省・学振)獲得実績 - 楠 房子
  1. 基盤研究(B)
    ・研究期間
    2017年04月 ~ 2020年03月
    ・研究題目
    ユニバーサルデザインに基づいたデジタル人形劇の開発と実践
    ・研究内容
    本研究では,聴覚障碍の有無に関わらず楽しめる,ユニバーサルな「デジタル人形劇」の開発を行う。本研究で開発する「デジタル人形劇」の目的は,以下の3点である (1)人形の台詞の自動追随表示手法の確立(2)複数のユーザが,人形劇に参加できる身体性を用いたインタラクションが可能なインタフェースの開発(3)楽しく情操的なデジタル人形劇コンテンツのデザイン。本研究では,人形劇に必要な視覚情報とその提示方法について,調査を行うと同時にシステムの実装を進め,人形舞台の可搬性と,システムの性能について予備実験を行う。システムを改良後,最終的には,複数の特別支援学校および小学校で上演し本研究の有効性を検証する。最終成果をまとめ本研究の有効性を論文化するともに、「デジタル人形劇」を広く告知する。
  2. 基盤研究(B)
    ・研究期間
    2013年04月 ~ 2017年03月
    ・研究題目
    先端的なユニバーサルデザイン手法と実践に関する国際比較
    ・研究内容
    本研究では、今までの研究領域を横断する「日本における今後のユニバーサルデザイン手法の確立」を各国の具体的な手法、運用という視点から比較分析する研究である。

  3. 基盤研究(B)
    ・研究期間
    2011年04月 ~ 2014年03月
    ・研究題目
    聴覚障害者とともに楽しめるデジタルモバイルシアターの研究
    ・研究内容
    本研究では,音声情報を得られない聴覚障害者と,健常者が共に台詞も効果音も楽しめるユニバーサルで可搬性の高い「モバイルシアター」を提案する.提案するモバイルシアターでは,吹き出し用の文字情報を3次元空間上で直接的かつ柔軟に投影する.このとき,提示する情報が文字にとどまらず,直観的に内容を理解できる擬態語・擬音語・アニメーションなどのコンテンツを含んでいるところが独創的である.小学校の児童や特別支援括学校の子供たちを対象に,「モバイルシアター」による人形劇の演目を上演し,教育的・デザイン的な分析を通して,インタラクションの活性化についての効果を実証する.
  4. 萌芽研究
    ・研究期間
    2009年04月 ~ 2011年03月
    ・研究題目
    科学系博物館とフィールドに求められる近未来型学習支援デザインとその評価手法の開発
    ・研究内容
     本研究の目的は,科学系ミュージアムやフィールド学習[1]における近未来の学習支援の
    ためのデザイン指針と評価手法を明らかにすることである。近年の科学系ミュージアム等には,従来の
    Hands-on タイプの展示だけでなく,コンピュータや情報通信ネットワークなどの様々なテクノロジが導
    入さており,それらによって可能になった新しいタイプのインタラクティブな学習支援の現場が出現して
    いる。しかしながら,そこでは,科学教育の観点からの統一的なデザイン指針も評価手法も確立されてい
    ない。本申請課題では,科学系ミュージアムやフィールド学習における学習支援のためのデザイン指針を
    策定するとともに,その評価手法を確立し,科学教育の革新に資することを目的とする。
  5. 特定領域研究
    ・研究期間
    2005年04月 ~ 2007年03月
    ・研究題目
    博物館におけるコンテンツデザインの手法と実践の研究
    ・研究内容
    本研究で開発するシステムの目的は、モバイル端末をくみあわせることによって、従来、理解が困難であった展示のコンテンツをよりわかりやすく示すことである。システムは、1)モバイル端末におけるコンテンツを重視した学習支援システム2)センサ技術を用いたユーザの興味や関心を記録できる展示に対する評価支援システムから構成される。本研究では、上記の2つのシステムを融合し、博物館における理数科教育コンテンツに対する理解を深めることを目的とする。
    ○研究の特色
    携帯端末を用いた博物館での学習支援と展示評価支援システムの開発
    本システムを用いることで、コンテンツであらたに関心をもちながら、博物館の内容について閲覧することができる。またシステムの記録から、博物館の展示の理解度・評価を行うこともできるコンテンツの脳科学の観点からの分析
    最近の脳科学の研究によって、音読とか計算のような比較的簡単な作業でも、脳の中で高度な精神活動を司っている前頭前野を活性化することが明らかになっている。そのような視点から脳の活性化に役だつ新しい遊びの要素をとりいれたコンテンツを開発、検証する。
  6. 特定領域研究
    ・研究期間
    2002年04月 ~ 2003年03月
    ・研究題目
    博物館における科学教育支援システムの開発と評価の研究
    ・研究内容
    博物館における科学教育支援システムの開発を行い、その評価手法について検討する
  7. 基盤研究(B)
    ・研究期間
    2003年04月 ~ 2007年03月
    ・研究題目
    ゲーム性をとりいれた手話学習のデザイン
    ・研究内容
    聾者のとのコミュニケーションには、手話の理解が必要である。しかし、手話を一般的なコミュニケーション手段とするためには手話の学習を容易にする必要がある。そのためには、初心者の立場にたったインタフェースをもつ学習システムをデザインすることが非常に重要である。本研究では、研究代表者の従来の教育とインタフェースに関する研究成果に基づき、RFIDタグ(非接触型情報タグ)とセンシングボードシステムを利用し、高度かつ利用が容易なユーザインタフェースを備えた手話学習システムを開発する。システム開発にあたっては、美術大学関係研究者のデザインセンスを最大限に活かすとともに、計算機科学や人工知能専門家の知見を取り入れた設計を目指す。

  8. 特定領域研究
    ・研究期間
    2002年04月 ~ 2003年03月
    ・研究題目
    学習者・エージェント融合型遠隔学習システムに関する研究
    ・研究内容
     
  9. 基盤研究(C)
    ・研究期間
    2001年04月 ~ 2003年03月
    ・研究題目
    学習者の視点を導入した創造型ネットワーク学習ゲーム
    ・研究内容
     
  10. 萌芽研究
    ・研究期間
    2009年04月 ~ 2011年03月
    ・研究題目
    マンガ感覚人形劇によるユニバーサルアートの実践研究
    ・研究内容
    実際の指人形とレーザ装置を組み合わせて新しい人形劇を創作することによって、バリアフリーなアート作品を制作する。
  11. 基盤研究(B)
    ・研究期間
    2006年04月 ~ 2010年03月
    ・研究題目
    聴覚障害者のためのウェラブル・コンテンツ・デザインの研究
    ・研究内容
    聴覚障害者の学習を効果的に実施するためには、手話などによる説明と、対象物に対する視覚による理解の両方を支援する必要がある。一方、聴覚障害者は周辺視野に優れていることが知られている。本研究では、この点に注目して、教師の指示(Cue)と学習者の注視点(Focus)を共存させる「見ながら学習」インタフェースを開発し、その効果を実証することを目的とする。
     この目的で、1)インタラクティブ性を備えた机型ディスプレイによる教室内の協調学習、2)ユビキタス環境での利用するための眼鏡方式の透過ディスプレイ・インタフェース、3)教師の指示を動的に表現できるアクティブ指示装置(Wand)を開発する。
  12. 基盤研究(C)
    ・研究期間
    1999年04月 ~ 2001年03月
    ・研究題目
    学習支援における本物性とゲーム感覚についての研究
    ・研究内容
     

<< 業績一覧へ戻る

△このページの先頭へ