教員業績詳細

研究活動
展覧会・発表等(体育実技含)の業績 - 坂根 厳夫
  1. ホログラフィの幻想展(監修・構成)
    ・開催期間
    1976年05月 ~ 1976年06月
    ・開催場所
    西武美術館
    ・発表・展示等の内容等
    アメリカを中心にホログラフィ・アートの流行が生まれてきた状況を背景に、新しいホログラフィ作品を紹介した展覧会。この監修と構成を担当。レーザー光を使わずに見ることができる白色光透過型ホログラフィ、レーザー光でみる反射型や透過型ホログラフィ、映画フィルムの像をもとに円筒形、あるいは半円形のフィルムで動画が見えるマルチプレックス・ホログラフィなど最新の技術的成果約30数点を紹介した。
  2. 芸術、自然、遊びにおけるだまし絵展(コミッショナー)
    ・開催期間
    1977年06月 ~ 1977年10月
    ・開催場所
    オンタリオ・サイエンス・センター
    ・発表・展示等の内容等
    同展覧会への日本からの出品作家のコミッショナーとして参加、遊びの博物誌で紹介した福田繁雄、安野光雅、吉本直貴、戸村浩、秋山泰計らの作品を出展。
  3. 世界のホログラフィ展(ディレクション)
    ・開催期間
    1978年08月 ~ 1978年08月
    ・開催場所
    伊勢丹美術館
    ・発表・展示等の内容等
    世界の最新のホログラフィ・アート90点を招待、展示する企画展の企画・ディレクター担当。主催朝日新聞社、後援:応用物理学会・日本映像学会、構成:ホロメディア社
  4. 遊びの博物館展-広がる視覚世界ー(チーフ・ディレクター)
    ・開催期間
    1979年04月 ~ 1980年08月
    ・開催場所
    銀座松屋ほか26会場で巡回展
    ・発表・展示等の内容等
    連載と単行本「遊びの博物誌」のコンセプトに基づいて、世界の科学と芸術の境界領域での知的・美的な遊びに関する作品を世界から集めた企画展で、近世のアナモルフォーシスから現代の光のアート、オプチカル・アート、キネティック・アートなどを展示。会場は1:アナモルフォーシス、2:不可能な図形、2:かくし絵、4:だまし絵、5:トポロジーの世界、6:錯視の部屋、7:光の幻想、8:映像の世界の8つの部屋で展開した。
  5. サイバネティック・アート-不思議な振動の芸術展 (企画・ディレクション)
    ・開催期間
    1981年01月
    ・開催場所
    伊勢丹美術館
    ・発表・展示等の内容等
    不思議な振動の芸術展は、アメリカ在住の作家蔡文穎(Wen Yin Tsai)のサイバネティック・アートを展示する「サイバネティック・アート展」と、佐藤慶次郎の作品を展示する「不思議な振動の芸術展」の2会場から構成。いずれも振動現象によるキネティック・アートの作品であった。
  6. 光とイリュージョンの芸術展 (企画・ディレクション)
    ・開催期間
    1982年04月 ~ 1982年06月
    ・開催場所
    伊勢丹美術館, 大阪阪急百貨店
    ・発表・展示等の内容等
    光を使ったアートや錯視現象を利用したアートの分野で活躍している5人の作家の作品を招待して展示した企画展。アリハンドロ・シーナ、コーク・マーチェスキー、ダイアン・ストックラー、ルードビッヒ・ビルディング、ビル・ベルの作品を展示した。主催:朝日新聞社、後援:朝日イブニングニュース社
  7. エレクトラ展 ELECTRA: Electricity and electronics in the art of the 20th century(コミッショナー)
    ・開催期間
    1983年12月 ~ 1984年02月
    ・開催場所
    パリ市立近代美術館 Musee d'Art Moderne de la Ville de Paris
    ・発表・展示等の内容等
    20世紀の電気及び電子技術を利用したアートの歴史を展望する展覧会で、Frank PopperがDirectorとなって、パリ市立近代美術館で開かれた大がかりな展覧会。坂根はこの展覧会に日本人作家4人を推薦するコミッショナーとして依頼され、出席した。
  8. サイエンス・アート・ギャラリー (企画・構成)
    ・開催期間
    1984年01月
    ・開催場所
    IBM Think Pocket
    ・発表・展示等の内容等
    東京・大手町のIBM Think Pocketに、Art and Science関連の展覧会場を設けることになり、企画構成を委嘱され、海外の作家数人の作品を招待、展示した。
  9. 遊びの博物館-パートⅡ展(ディレクター)
    ・開催期間
    1984年04月 ~ 1985年04月
    ・開催場所
    銀座松屋他国内約13会場を巡回した
    ・発表・展示等の内容等
    広がる知覚世界のテーマで前回の遊びの博物館展に続く巡回展。全体を次の8つの部屋で構成。1:ユーモアへの招待、 2:錯視の世界、3:視覚のゲーム、4:光で遊ぼう、5:ザ・パラドックス、6:サイエンス・ファンタジー、7:トポロジーの世界、8:エピローグ(アルファベットの部屋)。展示作品数176点。
  10. ロボット・アート:センチメンタル・マシーン展 (コミッショナー)
    ・開催期間
    1986年07月 ~ 1986年08月
    ・開催場所
    仏、アビニヨン文化センター
    ・発表・展示等の内容等
    フランスのアビニヨン文化センターで行われたセンチメンタル・マシーン展に日本からの出品選定コミッショナーとして依頼され、小竹信節の「ボクは昨日まで時計だったんだ」を推薦。現地も視察した。
  11. 日仏芸術家交流: フランス人作家たちの日本展(実行委員会)
    ・開催期間
    1988年07月 ~ 1988年07月
    ・開催場所
    東京代官山ヒルサイド・テラス, 軽井沢・高輪美術館
    ・発表・展示等の内容等
    フランス政府と日本側実行委員会(国際交流基金、セゾン文化財団、朝日新聞社の三者で構成)で行った日本とフランスの芸術家交流計画に基づき、フランス人作家5人を日本に招き、約1ヶ月間、東京や地方の大学などの客員として滞在し作品を制作、その成果を東京と軽井沢で展示した。坂根はこの実行委員会の委員長として、作家の選定や交渉、企画に当たった。
  12. フェノメナート展 (プロデューサー)
    ・開催期間
    1989年03月 ~ 1989年10月
    ・開催場所
    アジア太平洋博覧会・西部ガスミュージアム
    ・発表・展示等の内容等
    西部ガスミュージアムの展示企画を委嘱され、自然現象利用のアート展を企画、展示した。招待作家は八柳尚樹、エリック・オール、トム・シャノン、コーク・マーチェスキー、ビル・パーカー、エド・タネンバウム、ネッド・カーン、ジェームズ・オッシ、ウエン=イン・ツアイ、ポール・マチス、曽我孝司、ウォード・フレミング、ハンス・イエニー、ルードビッヒ・ビルディング、ハンス・デンツラー、アラン・ソンフィスト、渡辺明節など。同展は博覧会後も数年間開催された。
  13. インターラクティブ・アートへの招待展 (企画・構成)
    ・開催期間
    1989年10月
    ・開催場所
    神奈川サイエンス・パーク
    ・発表・展示等の内容等
    神奈川県文化室を中心に組織されたアート&サイエンス国際展実行委員会の委嘱で、インタラクティブ・アートをテーマにした作品展を企画構成。世界のこの分野の作家13人の作品を招待展示、シンポジウムも開いた。招待作家には、ジェフリー・ショー、デビッド・ロクビー、マイロン・クルーガー、ポール・デマリーニス、エド・タネンバウム、ビンセント・ジョン=ビンセント、ウェン=イン・ツアイ、ピーター・フォーゲル、ヒル・ブランスコム、デビッド・デューラック、ヒラリー・キャパン、ビル・パーカー、岩井俊雄の13人。
  14. セビリア万博日本館サイエンス・アート・ギャラリー展(企画・監修)
    ・開催期間
    1992年04月 ~ 1992年10月
    ・開催場所
    セビリア万博・日本館
    ・発表・展示等の内容等
    日本館主催者からの依頼で、同館1階に現代のアート・アンド・サイエンス分野の作家による展覧会企画構成を委嘱され、佐藤慶次郎、松村泰三、作間敏弘、原口美喜麿、岩井俊雄、石井勢津子の6人の作家による作品を展示した。
  15. インタラクション `95展 (企画・構成)
    ・開催期間
    1995年07月 ~ 1995年07月
    ・開催場所
    スイトピアセンター
    ・発表・展示等の内容等
    岐阜県大垣市に1996年4月に開学予定の国際情報芸術科学アカデミー (IAMAS)のプロモーションのため、インタラクティブ・アートをテーマにした展覧会とシンポジウムを企画、12人の作家の作品展を行った。招待作家:ジェフリー・ショー、アグネス・ヘゲダシュ、マイケル・ネイマーク、リュック・クールシェヌ、クリスタ・ソムラー、ローラン・ミニョノー、 ジャン=ルイ・ボアシエ、エド・タネンバウム、デビッド・ロクビー、ジム・キャンベル、岩井俊雄、ポール・デ=マリーニス。
  16. インタラクション `97展 (チーフ・キュレーター)
    ・開催期間
    1997年03月 ~ 1997年03月
    ・開催場所
    ソフトピア・ジャパン・センター
    ・発表・展示等の内容等
    95年のインタラクションに引き続き、このイベントをビエンナーレ方式で続けることになり、10チームの作家を招待展示した。招待作家はArt+Com, Myron Krueger, Jeffrey Shaw, Jim Campbell, Henry See, Monika Fleischman/Wolfgang Strausu/Christian-A.Bohn, Thecra Schiphorst, 藤幡正樹、Christa Sommerer/Laurent Mignonneau, 岩井俊雄
  17. センシティブ・カオス展 -ながれゆくものとの対話(監修)
    ・開催期間
    1997年07月 ~ 1997年09月
    ・開催場所
    NTT. ICC
    ・発表・展示等の内容等
    デジタル時代に忘れがちな、ものとの対話の重要性を考えて、自然現象を生かしたアートとしてのフェノメナ・アートを構想し、ノヴァーリスの水に対する表現「センシティブ・カオス」をテーマにして、さまざまな現象を使っている国際的な作家13人を招いて展覧会を開催。
  18. メディアの考古学ーポール・デマリーニスの世界展 (監修)
    ・開催期間
    1997年07月 ~ 1997年09月
    ・開催場所
    NTT. ICC
    ・発表・展示等の内容等
    ICCの企画展として構想したセンシティブ・カオス展と両立させながら、メディア・アートと現象芸術との境界を繋ぐ作家としてポール・デマリーニスの作品をとらえ、オーディオ・ビジュアルの前史的な発見や実験的作品をモチーフにしたデマリーニスの作品を集めて構成した展覧会。現象からメディアへの意味の転換を予感させる展覧会として生み出した。
  19. インタラクション `99展 (チーフ・キュレーター)
    ・開催期間
    1999年03月 ~ 1999年03月
    ・開催場所
    ソフトピア・ジャパン・センター
    ・発表・展示等の内容等
    ビエンナーレとなったインタラクション展とシンポジウムを1997年も開催。10の招待作家チームの作品を展示、同時に期間中にシンポジウムも開催した。招待作家チームは、Christa Sommere/Laurent Mignonneau, Tamas Waliczky, David Small/Tom White, 近森基/久納鏡子, Scott-Sona Snibbe,
    Elaine Brechin, Emily Weil, Daniel Rozin, Ronald MacNeil/William Keays, Studio Azzurro.
  20. 超感覚ミュージアム展 (監修)
    ・開催期間
    1999年03月 ~ 2000年05月
    ・開催場所
    福岡IMS、銀座松屋、長崎ハウステンボス巡回
    ・発表・展示等の内容等
    M.C.エッシャー生誕100年を記念して、日本経済新聞社主催で、錯視やイリュージョン、不可能の図形的な分野のアーティストの招待展と、一般からの公募展を併設した巡回展。同展の監修者及び公募展審査員の一人として参加した。招待作家30数人、公募展への応募作家約120点のなかの入選作、入賞作が展示されて、大規模な展覧会となった。
  21. メディアの足し算、記号の引き算ワークショップ(講師)
    ・開催期間
    1999年07月
    ・開催場所
    NTT. ICC
    ・発表・展示等の内容等
    同展内ワークショップの講師として参加、展覧会での解説と、別会場で出品作の系譜や同様なコンセプトの作品の歴史的背景について解説。
  22. インタラクション01展 (チーフ・キュレーター)
    ・開催期間
    2001年10月 ~ 2001年11月
    ・開催場所
    ソフトピア・ジャパン・センター
    ・発表・展示等の内容等
    世界メディア文化フォーラム実行委員会(岐阜県・大垣市)が主催し、IAMASが企画運営に携わるインタラクション展のビエンナーレ2001年度のキュレーションを担当。展覧会には次の11チームを招待した。Casey Reas, Tiffany Holmes, Jim Campbell, Camille Utterback, Arnon Yaar, Wolfgang Muench+古川聖、Ars Electronica Future Lab, 児玉幸子+竹野美奈子、Golan Levin, 岩田洋夫。
  23. 光と影との対話〜童心を誘うインタラクティブ・アート〜展 (企画・監修)
    ・開催期間
    2003年05月 ~ 2003年05月
    ・開催場所
    新潟県朱鷺メッセ内展示ホール
    ・発表・展示等の内容等
    新潟コンベンションセンター朱鷺メッセの開業記念としてインタラクティブ・アート展の企画を委嘱され、この分野ですでに定評のある作家の作品を招待した。招待作家チームは次の通り。Ars Electronica Futurelab, 近森基+久納鏡子、Scott Snibbe, Wolfgang Muench+古川聖、Camille Utterback。

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