教員業績詳細

研究活動
展覧会・発表等(体育実技含)の業績 - 四方 幸子
  1. アートラボ第1回企画展(キュレーション)
    ・開催期間
    1991年06月 ~ 1991年07月
    ・開催場所
    TEPIA
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(コンプレッソ・プラスティコ、中原浩大、福田美蘭)。同時にシンポジウムを行った。
  2. アートラボ第2回企画展(キュレーション)
    ・開催期間
    1992年07月 ~ 1992年07月
    ・開催場所
    ニューピアホール(東京・竹芝)
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(ヘラルド・ファン・ダー・カープ、ミッション・インヴィジブル)。カープ作品はヨーロッパ各地で展開、ミッション・インヴィジブル作品は、デンマークのルイジアナ美術館「NowHere」展、和歌山県立美術館「ものとあらわれ」展(97年)、大阪ギャラリー・クラヌキ「micro&cosmo navigatotors」展(98年)、福島県立美術館「コラボレーション・アート」展(99年)巡回
  3. 第1回オープン・コラボレーション展 「Psychoscape」(キュレーション)
    ・開催期間
    1993年03月 ~ 1993年04月
    ・開催場所
    O美術館
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(Digital Therapy Institute, Bulbous Plants[岡崎乾二朗+津田佳紀],本木秀明)。Bulbous Plants作品は、「Scream against Sky-Japanese art after 1945」グッゲンハイム美術館ソーホー、サンフランシスコ近代美術館に巡回、DTI作品はミネアポリスのISEA93に出展。
  4. アートラボ第3回企画展 「パーセプチュアル アリーナ」(キュレーション)
    ・開催期間
    1993年09月 ~ 1993年10月
    ・開催場所
    ヒルサイドプラザ
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(ウルリーケ・ガブリエル)。ヴァージョン・アップされロッテルダムのDEAF(Dutch Electronic Art Festival)、ミュンヘンのSerious Chiller Loungeなどヨーロッパ各地のメディア・フェスティバルに出展。
  5. アートラボ第4回企画展 「LOVERS」(キュレーション)
    ・開催期間
    1994年09月 ~ 1994年10月
    ・開催場所
    ヒルサイドプラザ
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(古橋悌二)。ニューヨーク近代美術館「Video Spaces」展(95年)以降トロント、リヨン、リンツ、ミュンヘン、フランクフルト。ピッツバーグ他11ヵ所を巡回、98年にニューヨーク近代美術館に収蔵される。また2001年。セカンド・エディションが(ダムタイプとせんだいメディアテークにより制作)、せんだいメディアテーク開館記念展「記憶の扉」で展示される。
  6. アートラボ第1回プロスペクト展 「TERRAIN」(キュレーション)
    ・開催期間
    1995年04月 ~ 1995年04月
    ・開催場所
    P3 art and environment
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(ウルリーケ・ガブリエル)。次ヴァージョンがNTTインターコミュニケーションセンターの常設展示となる。
  7. アートラボ第5回企画展 「モレキュラー クリニック1.0」(キュレーション)
    ・開催期間
    1995年10月 ~ 1996年04月
    ・開催場所
    インターネット上で展開
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(三上晴子)。1996年O美術館での「生命、いのち、アート」展で再展開。
  8. アートラボ第6回企画展 「モレキュラー インフォマティクス」(キュレーション)
    ・開催期間
    1996年03月 ~ 1996年04月
    ・開催場所
    ヒルサイドプラザ
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(三上晴子)。ヴァージョンアップされロッテルダムのDEAFに同年出展、その後3rd Versionが1997年にモバージュ、クレイテイユのメディアフェスティバルに出展、1999年にバルセロナのミロ財団に出展。
  9. 「アトピック・サイト」展(キュレーション)
    ・開催期間
    1996年08月 ~ 1996年08月
    ・開催場所
    東京ビッグサイト
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(柏木博、岡崎乾二郎、高島直之、建畠晢氏)Ocean Earthを担当、他アーティストを推薦。
  10. 「Maniacs of Disappearance--today's japan as disseminators of video messages」(キュレーション)
    ・開催期間
    1997年01月 ~ 1998年12月
    ・開催場所
    ブエノスアイレス、オタワ、シドニー、メルボルン、ヴラツラウ、モントリオール、フランクフルト、メルボルン他
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(阿部一直、クリストフ・シャルルとコ・キュレート)国際交流基金主催の海外巡回用ヴィデオ・プログラム。世界各地を巡回
  11. クリスティアン・メラー展 「サウンド・ガーデン:浸透する空間」(キュレーション)
    ・開催期間
    1997年05月 ~ 1997年05月
    ・開催場所
    スパイラル、主催:ワコールアートセンター、東京ドイツ文化センター
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(阿部一直とコ・キュレート)。
  12. アートラボ第2回プロスペクト展 「Virtual Cage」(キュレーション)
    ・開催期間
    1997年05月 ~ 1997年05月
    ・開催場所
    東長寺講堂P3
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(クリスティアン・メラー)。
  13. アートラボ第7回企画展 「IO_DENCIES」(キュレーション)
    ・開催期間
    1997年10月 ~ 1997年10月
    ・開催場所
    ヒルサイドプラザ
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(ノウボティック・リサーチ)。リンツのメディアプライズPris Ars Electronica98のNet部門でGolden Nica(グランプリ)を受賞し、アルス・エレクトロニカ(98年)で展示される。以後DEAF(ロッテルダム、98年)、「connected Cities」(デュイスブルク、99年)、ヴェネチア・ビエンナーレのオーストリア館(99年)に出展。2001年6月にはバーゼルの美術財団で展示。
  14. アートラボ特別展 「LOVERS/frost frames」(キュレーション)
    ・開催期間
    1998年05月 ~ 1998年05月
    ・開催場所
    スパイラル
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(LOVERS-古橋悌二、frost frames-高谷史郎)「frost frames」は、ヴァージョン・アップされ、2000年にフランスの3都市、EXIT Festival(クレテイユ)、VIA Festival(モバージュ)、およびリヨンの美術館に巡回、その後京都芸術センター(同年)、2001年にせんだいメディアテークにて展示。
  15. Tyell.Hungary(キュレーション)
    ・開催期間
    1998年08月 ~ 2003年03月
    ・開催場所
    資生堂CyGnet(サイバーアートギャラリー)
    ・発表・展示等の内容等
    ハンガリーの若手アーティスト、プログラマーによるチームによるオンラインの新作をキュレーション。
  16. アートラボ第8回企画展 「SoundCreatures」(キュレーション)
    ・開催期間
    1998年10月 ~ 1998年11月
    ・開催場所
    ヒルサイドプラザ
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(江渡浩一郎)。Prix Ars Electronica99のインタラクティヴ・アート部門に入賞、アルス・エレクトロ二カの「CyberArts99」展に出展。2001年9月に香港のメディア・フェスティバル「Videotage」に招聘。
  17. 「SoundCreatures on the Web(SCWeb)」(キュレーション)
    ・開催期間
    1999年01月 ~ 2001年07月
    ・開催場所
    インターネット上で発表
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(江渡浩一郎)。
  18. DISCODER(キュレーション)
    ・開催期間
    1999年04月 ~ 2003年03月
    ・開催場所
    資生堂CyGnet(サイバーアートギャラリー)
    ・発表・展示等の内容等
    エキソニモの記念すべき初のアート作品をキュレート。任意のURLにアクセスし、そのサイトのトップページをキーボードをたたくことで仮想的に攻撃して壊していく(htmlタグをはずしていく)作品。その後インスタレーションへも発展した。
  19. アートラボ第3回プロスペクト展 「ウルティマ・ラティオ-物語のカスケード」(キュレーション)
    ・開催期間
    1999年05月 ~ 1999年06月
    ・開催場所
    スパイラル
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(ダニエラ・アリーナ・プレヴェ)。
  20. アートラボ第9回企画展 「分離する身体」(キュレーション)
    ・開催期間
    1999年10月 ~ 1999年10月
    ・開催場所
    ヒルサイドプラザ
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(関口敦仁)。
  21. ミシャ・クバル展 「パワー・オブ・コード-対話のスペース」(キュレーション)
    ・開催期間
    1999年10月 ~ 1999年10月
    ・開催場所
    東京国立博物館
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。主催者:東博での初の現代美術プロジェクト。東京国立博物館/東京ドイツ文化センター
  22. i am milica tomic(キュレーション)
    ・開催期間
    1999年12月 ~ 2003年03月
    ・開催場所
    資生堂CyGnet(サイバーアートギャラリー)
    ・発表・展示等の内容等
    当時ユーゴスラヴィア(現セルビア)の現代美術作家ミリツァ・トミッチの初のインターネット上の作品をキュレート。自らがコンテンツに出演しながら、多様なアイデンティティやそこに横たわる境界の問題を扱っている。この作品は、ヴィデオによる作品とともに並行してヨーロッパを中心に多くの展覧会に招聘された。
  23. アートラボ第4回プロスペクト展 「DRIVE」(キュレーション)
    ・開催期間
    2000年05月 ~ 2000年05月
    ・開催場所
    スパイラル
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(ジョーダン・クランダル)。
  24. アートラボ第10回企画展 「polar」(キュレーション)
    ・開催期間
    2000年10月 ~ 2000年11月
    ・開催場所
    ヒルサイドプラザ
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(カールステン・ニコライ-マルコ・ぺリハン)。
  25. エキソニモ 「DISCODER(Installation version)」展(キュレーション)
    ・開催期間
    2000年11月 ~ 2000年12月
    ・開催場所
    command N、主催:command N
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。
  26. PROTOCOLLISION: Dutch-Japan Experimenaal Collaboration(キュレーション)
    ・開催期間
    2000年11月 ~ 2000年12月
    ・開催場所
    インターネット上で展開
    ・発表・展示等の内容等
    日蘭による共同企画。オランダ側はロッテルダムのアート組織CELL、日本側は阿部一直と四方幸子が各国のアーティストをキュレーション。総数10名以上のアーティスト(現代美術作家から建築家まで多岐にわたる)がオンラインで新作を発表するだけでなく、作品相互が関係・介入しあい、コラボレーションを展開することを試みた。会期中レクチャー&トークをデジタルハリウッドで開催、またライヴやオンラインイヴェントを「与平の家」で行った。
  27. アートラボ第5回プロスペクト展 「R111」(キュレーション)
    ・開催期間
    2001年01月
    ・開催場所
    スパイラル
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。出展者(ミヒャエル・サウプ)。
  28. plaNet Former(キュレーション)
    ・開催期間
    2001年04月 ~ 2003年03月
    ・開催場所
    資生堂CyGnet(サイバーアートギャラリー)
    ・発表・展示等の内容等
    プログラミングによる新たな表記法を探る建築家グループdoubleNegativesのオンライン作品をキュレート。任意のURLにアクセスすると、プログラムによるロボッとがウェブサイトのリンクを自動的にたどり、それによってリンクを惑星状(球状)に表示していく作品。常時接続環境に移行しつつあったインターネット環境をいち早く利用している。
  29. ウェブ展 「Kingdom of Piracy」(キュレーション)
    ・開催期間
    2001年12月 ~ 2002年03月
    ・開催場所
    Acer Digital Art Center、台湾
    ・発表・展示等の内容等
    *Shu Lea Cheang、Armin Medoschとコ・キュレート。
  30. 「アート.ビット・コレクション」展(キュレーション)
    ・開催期間
    2002年06月 ~ 2002年08月
    ・開催場所
    NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
    ・発表・展示等の内容等
    ビットをベースにしたアート、つまりソフトウェア・アートやクリエイティヴなソフトウェア、アーティスティックなツールとしてのソフトウェアなどを集めた展覧会。藤幡正樹、江渡浩一郎企画。企画に関わり、一部のアート作品をキュレートした。
  31. 「OPEN MIND」(CD&ライヴ)(キュレーション)
    ・開催期間
    2002年12月
    ・開催場所
    CDリリース&ライヴ(ROPPONGI THINK ZONE)
    ・発表・展示等の内容等
    森美術館開館前年のプレイヴェントとして日本のサウンド&メディア・アーティストを紹介するCD extra(サウンドおよびソフトウェア・アート)をリリース。アーティスト:渋谷慶一郎、青木タカマサ、秋田昌美、池田亮司、NUMB、miroque、稲田光造、エキソニモ、クワクボリョウタ、portable[k]ommunity)。CD extraリリース記念に、オールナイト・ライヴを開催した。
  32. ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ×MAM(森美術館)コラボ(キュレーション)
    ・開催期間
    2003年04月 ~ 2005年03月
    ・開催場所
    ヴァージンシネマズ六本木ヒルズ、ロビー壁面
    ・発表・展示等の内容等
    六本木ヒルズのシネコンの公共スペースの壁面を使い、森美術館が2年にわたってプロデュースした月替わりの映像上映プログラムを全期間担当。メディア・アーティスト、ヴィデオ・アーティスト、CGクリエーター、デザイナー、VJなど分野を超えて多様化する映像表現を紹介。アーティスト:タナカカツキ、生西康典、AGES 5&UP、D-Fuse、ライアン・マクギネス、バーンストーマーズ他)。
  33. 「ハピネス:アートにみる幸福への鍵」展(実施キュレーション)
    ・開催期間
    2003年10月 ~ 2004年01月
    ・開催場所
    森美術館
    ・発表・展示等の内容等
    森美術館開館記念展(キュレーター:デヴィッド・エリオット、ピエール=ルイジ・タッツィ)において、約15の映像作品を担当。
  34. 「ひととロボット」展(キュレーション)
    ・開催期間
    2003年10月 ~ 2004年01月
    ・開催場所
    パリ日本文化会館
    ・発表・展示等の内容等
    主催者:パリ日本文化会館/国際交流基金
    *展示アドヴァイザーとして参加。
  35. アモーダル・サスペンション(キュレーション)
    ・開催期間
    2003年11月 ~ 2003年11月
    ・開催場所
    山口情報芸術センター(YCAM)
    ・発表・展示等の内容等
    山口情報芸術センターの開館記念として、ラファエル・ロサノ=ヘメルの新作プロジェクト「Amodal Suspension」を、センター周囲およびオンラインで展開。センター周囲に20基のサーチライトを設置、携帯電話やインタネット端末で送られたショートメッセージが光に変換され、センターの上を飛び交った。光は人々にキャッチされるとメッセージとして表示され、特定もしくは不特定人間の新たなコミュニケーションが開かれた。オープニングには、宇宙飛行士の毛利衛氏からのメッセージが皮切りとして送られた。
  36. 「六本木クロッシング」展(実施キュレーション)
    ・開催期間
    2004年02月 ~ 2004年04月
    ・開催場所
    森美術館
    ・発表・展示等の内容等
    同展ゲスト・キュレーターの畠中実氏推薦アーティストを森美術館側として担当。加えてメディア・アートの分野でエキソニモをキュレーションする。
  37. 「n_ext-メディア・アートの新世代」展(キュレーション)
    ・開催期間
    2004年04月 ~ 2004年06月
    ・開催場所
    NTT インターコミュニケーション・センター
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。主催者:共同キュレーション
  38. イリヤ&エミリア・カバコフ展 「わたしたちの場所はどこ?」(キュレーション)
    ・開催期間
    2004年05月 ~ 2004年07月
    ・開催場所
    森美術館
    ・発表・展示等の内容等
    同展をキュレーション。主催者:森美術館、ケリーニ・スタンパリア財団(ヴェネチア)、ローマ21世紀美術館
  39. Sonar Sound Tokyo 2004: SonarSound Extra(キュレーション)
    ・開催期間
    2004年10月 ~ 2004年10月
    ・開催場所
    恵比寿ガーデンプレイス
    ・発表・展示等の内容等
    バルセロナの世界的に有名なサウンド&メディア・アート・フェスのサテライト版、sonar sound tokyoにおいて、恵比寿ガーデンプレイスの吹き抜け公共空間でメディア・アートやライヴ、映画上映などを連続的に展開するイヴェントを開催。生意気、エキソニモ、クワクボリョウタ、Sine Wave Orchestra(SWO)、山川冬樹、タッカー、ニナ・フィッシャー&マロアン・エル・サニに加え、多摩美学生によるGPSを使用したインタラクティヴ・プロジェクトを展開。
  40. Enigma Anaga - 四方幸子イヴニング(キュレーション)
    ・開催期間
    2004年11月
    ・開催場所
    Las Palmas(オランダ電子芸術フェスティバルDEAF04)
    ・発表・展示等の内容等
    四方の名前でプロデュースしたイヴェント。Enigma Anagmaというタイトルで、100x200mの巨大な会場(工場跡地)を日本のサウンドと映像によって別空間へと変貌させた。四方がオリジナルのテキストを読みあげスタート、その後Sine Wave Orchestra(SWO)のサイン波によるダイナミックなインスタレーション・ライヴ、タナカカツキの映像、最後に澤井妙治およびaeo(山塚EYE、城一裕、澤井)によるノイズ全開のライヴが展開され、高い評価を得た。

  41. 「アート・ミーツ・メディア:知覚の冒険」(キュレーション)
    ・開催期間
    2005年01月 ~ 2005年03月
    ・開催場所
    NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
    ・発表・展示等の内容等
    90年代以降の重要なメディア・アート作品をキーワードとともに多彩なラインナップで紹介する入門的な展覧会として、ICCの学芸員とコ・キュレート。知覚や身体的体験を誘発するものの他、メディア・アートの年表等資料も充実させた。四方は「メディア・オンライン」という枠でネット・アート、ソフトウェア・アート、コミュニティの代表的なサイトの紹介の監修も務めた。
  42. 「オープン・ネイチャー」展(キュレーション)
    ・開催期間
    2005年04月 ~ 2005年07月
    ・開催場所
    NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
    ・発表・展示等の内容等
    デジタルベースの情報環境が日常に浸透した現在において、「自然」というものをあらためて問い直し、芸術と科学のより多様な関係へと「開いていく(open)」ことを試みた展覧会。現代美術、メディア・アート、建築、デザインなどさまざまな分野からアーティストを選定。カールステン・ニコライ、マルコ・ペリハン、高嶺格、doubleNegatives Architecture、ノウボティック・リサーチ、radioqualia、ubermorgen.com、kop他。
  43. MobLab: 日独メディア・キャンプ2005(キュレーション)
    ・開催期間
    2005年10月 ~ 2005年11月
    ・開催場所
    日本各地&オンライン
    ・発表・展示等の内容等
    「日本におけるドイツ年」の枠で四方が企画したプロジェクト。モバイル機器を装備したバスに日独のアーティスト5組が乗り込み、約3週間移動しながらモバイル技術や動くバスを駆使し各自プロジェクトを展開、また各地でイヴェント(ライヴ、トーク、ワークショップ他)を繰り広げた。旅の中で相互のコラボレーションも誘発された。IAMAS(大垣)、ICC(東京)、藤野芸術の家(相模湖)、横浜トリエンナーレ、せんだいメディアテーク、日大二高(仙台)、松本アートセンター、松本市立美術館、彩都IMI大学院スクール、山口情報芸術センターなどがホストとなり、地元のアーティストや人々との交流も行われ、かつてないユニークなプロジェクトとなった。ウェブではブログの他バスの位置をリアルタイムで確認できた。アーティストの一人、エキソニモの「The Road Movie」が、Prix Ars Electronica2006のネット部門でグランプリを受賞。

  44. Lib-LIVE!: 学生コンソーシウム(キュレーション)
    ・開催期間
    2005年11月 ~ 2005年12月
    ・開催場所
    NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
    ・発表・展示等の内容等
    IAMAS(大垣)、東京芸大、多摩美、武蔵美、造形大、5つの美術系大学から各一人を選抜(各大学の先生による推薦)、彼らが企画から実行までを遂行する場を造った。「Lib-LIVE!」は、「生きたライブラリー」を意味し、さまざまなクリエーターや知識人が自ら影響を受けた本について語る映像を、その本をインターフェイスとして(2次元バーコードにより)インタラクティヴに見ることができる場と提供。会期中にはライヴやトークも展開された。またこのプロジェクトを通して知り合った学生たちは、以後もプロジェクトの継続的展開を行うべく関係を保っている。
  45. レクチャー&リハーサル:「《「日々」のための音楽》by 三輪眞弘」(キュレーション)
    ・開催期間
    2005年11月 ~ 2005年12月
    ・開催場所
    NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
    ・発表・展示等の内容等
    映像作家・前田真二郎の新作「日々"hibi" 13 full moons」(96分,2005)に触発され作曲家の三輪眞弘が構想した、5人のマラカス演奏者によるライヴ。月の運行に従って一年間にわたって撮影された映像にタイミングを合わせ、「蛇居拳算」の規則に従いマラカスが同期するこのライヴの演奏者を公募、三輪と前田によるレクチャーと演奏のための練習ワークショップを3回開催し、12月3日にライブを開催した。
  46. オープン・スペース(キュレーション)
    ・開催期間
    2006年06月 ~ 2007年03月
    ・開催場所
    NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
    ・発表・展示等の内容等
    メディア・アートの多様な表現を広範囲の人々に紹介する1年間展示(入場無料スペース)を他の学芸員とともにコ・キュレーション。「インタラクティヴ」「映像」「ウェブ」などメディア・アートを理解するためのキーワードとともに見られるよう工夫。体感的で親近感のわく作品でありながら深いコンセプトを持つものを選定。
  47. emergencies! 001 「KODAMA」山川尚子(キュレーション)
    ・開催期間
    2006年06月 ~ 2006年09月
    ・開催場所
    NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
    ・発表・展示等の内容等
    期待される新人アーティストを紹介するコーナー「emergencies!」を発案、第一弾をキュレート。IAMAS出身の山川尚子によるインタラクティヴ作品を展示。
  48. ISEA 06 「Container Culture」展(キュレーション)
    ・開催期間
    2006年08月 ~ 2006年08月
    ・開催場所
    ISEA venue, San Jose, USA
    ・発表・展示等の内容等
    コンテナを展示スペースとして活用した展覧会。アジア、パシフィック地域のキュレーターが各国のアーティストを選ぶこの展覧会に、日本代表として参加、平川紀道(多摩美術大学大学院/情報デザイン学科)の《DriftNet》をキュレートした。
  49. 「コネクティング・ワールド:創造的コミュニケーションに向けて」展(キュレーション)
    ・開催期間
    2006年09月 ~ 2006年11月
    ・開催場所
    NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
    ・発表・展示等の内容等
    現在わたしたちが直面しているコミュニケーションの諸相に対して、アートやプログラミングの視点からオルターナティヴな可能性を提示する展覧会。映像、オンライン作品、インスタレーション、ライヴ、ワークショップなどで構成。ムンターダス、フィッシュリ&ヴァイス、デニス・オッペンハイムといったベテランから、ロバート・デイヴィス+ウスマン・ハック、エキソニモ、毛利悠子+三原聡一郎、MaSS Dev.、タノタイガ、ウェイン・クレメンツ、UBERMORGEN.COM feat. アレッサンドロ・ルドヴィーコ vs. パオロ・キリオなどに加え、gooの検索キーワードストリーミングも展示。
  50. オープン・スペース2007(キュレーション)
    ・開催期間
    2007年04月 ~ 2008年03月
    ・開催場所
    NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
    ・発表・展示等の内容等
    メディア・アートの多様な表現を広範囲の人々に紹介する1年間展示(入場無料スペース)を他の学芸員とともにコ・キュレーション。前年に加えてキーワードや作品数を増加、見応えのある展示となった。担当したのはウスマン・ハック&アーダーム・ショムライ=フィシェル、ゴラン・レヴィン、エキソニモ作品など。
  51. emergencies! 004 「ダングリング・メディア」谷口暁彦(キュレーション)
    ・開催期間
    2007年04月 ~ 2007年06月
    ・開催場所
    NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
    ・発表・展示等の内容等
    emergencies!の第四弾として、「ダングリング」というコンセプトで多様な作品を展開する谷口多摩美大学院1年の谷口暁彦のミニ個展を開催。《The Helicopter Band》《Bended Camera Group》《music(of)score》の3作品を展示、また「オープン・サロン」というイヴェント枠で、谷口のトークおよび3つのライヴを展開(うち1つは弦楽四重奏《music(of)score》の世界初上演)。
  52. ICC開館10周年セッション・シリーズ Vol.1 シンポジウム「メディア×アートの創造と未来」(キュレーション)
    ・開催期間
    2007年04月 ~ 2007年04月
    ・開催場所
    NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
    ・発表・展示等の内容等
    開館10周年として、メディア・アートシーンを牽引してきた国内外の専門家を招聘し、2日間のシンポジウムを開催。1日目:アレックス・アドリアアンセンズ(オランダ)、三上晴子、ノ・ソヨン(韓国)、藤幡正樹。2日目:ケイシー・リース、高谷史郎、アレッサンドロ・ルドヴィーコ(イタリア)、阿部一直。またICC開館から最近までの年表および展覧会ポスター、記録映像を紹介する特別展示「ICCクロノロジー:1997-2006」も企画実施(4/19~6/24)。
  53. ICC開館10周年セッション・シリーズ Vol.2 シンポジウム「メディア・テクノロジーと生成する<知>」(キュレーション)
    ・開催期間
    2007年06月 ~ 2007年06月
    ・開催場所
    NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
    ・発表・展示等の内容等
    10周年記念セッション・シリーズとして毎週末に計3回で構成したシンポジウムの企画、実施および各回のモデーレーターを務めた。「インターフェイス」「アーカイヴ」「ネットワーク」と、メディア・アートのみならず現代の情報環境において重要であるテーマに沿って、ダンス、現代美術、社会学、建築など多様な分野から人々を招聘。岡崎乾二郎、矢内原美邦、郡司ペギオ-幸夫、石田英敬、中谷礼仁、三中信宏、中嶋謙互、馬場正尊、増田直紀。
  54. 坂本龍一+高谷史郎「LIFE - fluid, invisible, inaudible ...」展(キュレーション)
    ・開催期間
    2007年09月 ~ 2007年11月
    ・開催場所
    NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]
    ・発表・展示等の内容等
    世界的に高い評価を受ける音楽家の坂本龍一と、京都を拠点に国内外で活躍するアーティスト・グループ「ダムタイプ」の中心メンバー高谷史郎のコラボレーションによって生み出された、音と映像のかつてない出会いを創出する新作インスタレーションを展示。山口情報芸術センター(YCAM)の委嘱で制作・展示された作品の初の巡回。

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